生産性の分析・・・その2

労働分配率

労働分配率=人件費/付加価値=人件費/売上高÷付加価値/売上高
                         ↑            ↑
                     売上高人件費比率   付加価値率

       =人件費/付加価値=人件費/従業員数÷付加価値/従業員数
                         ↑             ↑
                    一人当たり人件費      労働生産性

労働分配率は、付加価値に占める人件費の割合を示す指標です。

従業員が生み出した価値に対して、給与にどのくらい還元しているかを表します。

労働分配率の高さは、人件費への配分の多さ、収益性や生産性のバランスで決まってくることが

わかります。労働分配率が高ければ、収益性や生産性の低下を招きますが、低いと利益は、

人件費を抑えた結果ととらえがちで、そうなると社員のモラールの低下につながりかねないので、

ただ、低ければ良いとはいいきれません。労働分配率はその数値に優劣があるのではなく、

給与水準・人件費比率・総合的な収益性や生産性を業界水準や競合他社と比較して、

人件費配分の妥当性を判断するときの目安になる指標です。




製造業 卸売業 小売業 サービス業 建設業
生   産   性 1人当たり売上高 千円 22735 66360 28083 7238 42695
1人当たり付加価値 千円 11262 9617 7449 5088 11247
1人当たり経常利益 千円 724 944 470 204 657
労働分配率 42.4 50.9 51.1 55.9 38.8
機械設備投資効率 148.9 160.8 167.7 165.9 197.0

付加価値の分配構成

●付加価値=人件費+(減価償却費+租税公課+賃貸料+金融費用)+経常利益
           ↑                  ↑                ↑
           40                 40                20
 4:4:2の原則

●人件費=給与手当・役員報酬・賞与・法廷福利費・福利厚生費・退職金(引当金繰入含む)・等
  人にかかる費用すべてのこと。

はい!お疲れさんです。今日はここまで、次回は、採算性分析です。おやすみなさいです。