採算性分析・・・その1
損益分岐点
損益がゼロ、つまり収支トントンになる売上高をいいます。つまりこれ以上の売れば利益が
出ますし、これ以下だと赤字になるという売上高です。
損益分岐点を明らかにすることで・・・
●売上高に対して、どれくらいの損益が生じるか
●目標とする利益えお得るためには、いくら売上が必要か
●自社の期間比較において、採算性の動向の検証
費用分解
費用には、変動費(売上に対して比例的に発生する費用)
固定費(売上とは無関係に一定額発生する費用)
損益分岐点売上高=固定費/(1-変動費/売上高)=固定費/(1-変動費比率)
=固定費/限界利益率
限界利益
売上高-変動費=限界利益
限界利益=固定費+利益
限界利益-固定費=利益
> 黒字
限界利益 = 固定費 → 収支トントン (損益分岐点)
< 赤字
限界利益とは、
限界利益率=限界利益/売上高×100(%)=1-変動比率
変動比率とは、
変動比率=変動費/売上高×100(%)
損益分岐点比率とは、
損益分岐点比率=損益分岐点売上高/売上高×100(%)
損益分岐点を下げるポイント
固定費のダウン ●人件費の軽減 ●諸経費の削減
・人員配置の適正化
・合理化、省力化の推進
・パート・アルバイトの活用
・在庫の縮小
・設備償却費のの低減
・売掛債権回収期間の短縮
・借入金の減少変動費のダウン ●原材料費の低減 ●外注費の低減
●物流コストの低減
・仕入価格の低減
・代替材の利用
・不良率の低減
・歩留まり率の低減
・外注単価の合理的設定
・運送費の低減
・包装・荷役費の低減売上高のアップ ●客数のアップ ●客単価のアップ
・市場調査の実施
・顧客情報の把握
・マーケットシェアーの拡大
・新市場の開拓
・新製品の開発
・オリジナル商品の開発
・新技術の開発生産性の向上 ●作業効率の向上 ●設備稼働率の向上
・標準作業の実施・見直し改善
・手待ちの防止
・準備段取りの減少
・整理整頓
・レイアウトの改善
・設備機械の性能向上
・生産性のバラツキの減少●損益分岐点比率が90%以上の場合は、固定費のダウンより着手
(特に金額構成比の大きい販管費から検討する)●全社的に展開
●コストダウンの明確な目標設定を行うこと
本日は、ここまでです。又次回は、運転資金・資金繰りの分析です。